名言の備忘録
2015年07月07日
人種差別する奴は、祖国の恥さらし。 晏子春秋 より
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/ansi6.html#9
上記文抜粋
・・・・・・・・・
晏子楚に使いす、楚小門を為る、晏子称す、狗国に使いする者は狗門より入ると【第九】
晏子は楚に使いした。
楚人は晏子が背が低かったので、小さい門を大きい門の横につけて、晏子を案内した。
晏子は入らずに
「犬の国なら犬の門から入るもよいでしょう。いま臣は楚国に使いしています。まさかこの門から入れとは言いますまい」
と言った。案内人は導いて大門から入った。
楚王に見えた。
王は
「斉には人がいないのか。あなたが使者で来られるとは」
と言った。
晏子は答えて
「斉の臨淄は広さ300区画、手を広げれば日は遮られ、汗をふるうと雨にもなります。 道では肩と肩がすれあうほどに人がいます。どうして人がいないといえましょう」
と言った。
王は
「ではどうしてあなたが使いするのか」
と問うた。
晏子は答えて
「斉が使いを命ずるには向き向きがありまして、賢い者は賢い国に、不肖の者は不肖の国に使わせるのです。 嬰は最も不肖であったため、楚国に使いするのに最適だったのです」
と答えた。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり
人種差別をする人は、結局は自分や自分たちを辱めることになる。
いわば、馬鹿が恥をさらすために人種差別をしているのである。
わかりやすい話です。
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
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晏子楚に使いす、楚小門を為る、晏子称す、狗国に使いする者は狗門より入ると【第九】
晏子は楚に使いした。
楚人は晏子が背が低かったので、小さい門を大きい門の横につけて、晏子を案内した。
晏子は入らずに
「犬の国なら犬の門から入るもよいでしょう。いま臣は楚国に使いしています。まさかこの門から入れとは言いますまい」
と言った。案内人は導いて大門から入った。
楚王に見えた。
王は
「斉には人がいないのか。あなたが使者で来られるとは」
と言った。
晏子は答えて
「斉の臨淄は広さ300区画、手を広げれば日は遮られ、汗をふるうと雨にもなります。 道では肩と肩がすれあうほどに人がいます。どうして人がいないといえましょう」
と言った。
王は
「ではどうしてあなたが使いするのか」
と問うた。
晏子は答えて
「斉が使いを命ずるには向き向きがありまして、賢い者は賢い国に、不肖の者は不肖の国に使わせるのです。 嬰は最も不肖であったため、楚国に使いするのに最適だったのです」
と答えた。
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抜粋終わり
人種差別をする人は、結局は自分や自分たちを辱めることになる。
いわば、馬鹿が恥をさらすために人種差別をしているのである。
わかりやすい話です。
お読みくださりありがとうございます。
henzyouhiryuu at 17:22|Permalink│
2015年06月27日
戒子書
http://teruo310.air-nifty.com/teru/2011/08/post-ab93.html より
上記文抜粋
・・・・・・・・・・・・・
君子の行(こう)は、静以(もっ)て身を修め、倹以て徳を養う。
澹泊(たんぱく)に非ずんば以って志を明らかにするなし。
寧静(ねいせい)に非ずんば以って遠きを到(きわ)むるなし。
夫(そ)れ学は須(すべから)く静なるべきなり。
才は須く学ぶべきなり。
学に非ずんば以って才を広むるなし。
静に非ずんば以って学を成すなし。
慆慢(とうまん)なれば則(すなわ)ち精(せい)を研(みが)く能(あた)わず。
険躁(けんそう)なれば則ち性を理(おさ)むる能わず。
年、時とともに馳(は)せ、意、歳とともに去り、遂に枯落(こらく)を成す。
窮盧(きゅうろ)に悲嘆(ひたん)するも、将復(はたまた)何ぞ及ばんや。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり
自分でこれは書けばいいけど、まあ楽にしました。
上記文抜粋
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君子の行(こう)は、静以(もっ)て身を修め、倹以て徳を養う。
澹泊(たんぱく)に非ずんば以って志を明らかにするなし。
寧静(ねいせい)に非ずんば以って遠きを到(きわ)むるなし。
夫(そ)れ学は須(すべから)く静なるべきなり。
才は須く学ぶべきなり。
学に非ずんば以って才を広むるなし。
静に非ずんば以って学を成すなし。
慆慢(とうまん)なれば則(すなわ)ち精(せい)を研(みが)く能(あた)わず。
険躁(けんそう)なれば則ち性を理(おさ)むる能わず。
年、時とともに馳(は)せ、意、歳とともに去り、遂に枯落(こらく)を成す。
窮盧(きゅうろ)に悲嘆(ひたん)するも、将復(はたまた)何ぞ及ばんや。
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抜粋終わり
自分でこれは書けばいいけど、まあ楽にしました。
henzyouhiryuu at 18:05|Permalink│
こちらも怠けます・・・ 戒外甥
http://chugoku.no-mania.com/中国/諸葛孔明の名言
上記文抜粋
・・・・・・・・・・
戒外甥書
それ志は当に高遠を存し、先賢を慕い、情欲を絶ち、凝滞を棄つべし。
庶幾の情をして、掲然として存する所あり、惻然として感ずる所あり、屈伸を忍び、細砕を去り、咨問を広め、嫌吝を除かしむれば、何ぞ美趣を損ぜん。何ぞ済らざるを患えん。
もし志、強毅ならず、意、こう概ならず、徒に碌々として俗に滞り、黙々として情に束ねられなば、永く凡庸に竄伏して下流を免れざらん。
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・・・・・・・・・・
抜粋終わり
上記文抜粋
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戒外甥書
それ志は当に高遠を存し、先賢を慕い、情欲を絶ち、凝滞を棄つべし。
庶幾の情をして、掲然として存する所あり、惻然として感ずる所あり、屈伸を忍び、細砕を去り、咨問を広め、嫌吝を除かしむれば、何ぞ美趣を損ぜん。何ぞ済らざるを患えん。
もし志、強毅ならず、意、こう概ならず、徒に碌々として俗に滞り、黙々として情に束ねられなば、永く凡庸に竄伏して下流を免れざらん。
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抜粋終わり
henzyouhiryuu at 18:04|Permalink│
若い女に簡単に手を出す男は、あまり信用できない・・・。
晏子春秋 より
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/ansi6.html#24
上記文抜粋
・・・・・・・・・
景公、晏子の妻老いて且つ悪きを以て、愛女を納れんと欲す、晏子再拝して以て辞す。【第二十四】
景公に愛女がいて、晏子に嫁ぎたいと請うた。公は晏子の家で酒宴を開いた。
酒を飲むことたけなわで、公は晏子の妻を見て「これが奥さんですか」と言った。
晏子は答えて「そうです。妻です」と言った。
公は「ああ、何と老いてまた醜いことよ。 寡人に娘がいて、若くて綺麗である。あなたの宮に納れよう」と言った。
晏子は席を退いて答えて
「わたくしと長く連れ添いましたので、こんなになりました。昔は若くて美しかったのです。若い頃に老後のときのことまで契りを結びました。 君からのお誘いがあっても、その契りにそむくことはできません」
と言い、再拝して辞退した。
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
渋くていい話です。
お読みくださりありがとうございます。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/ansi6.html#24
上記文抜粋
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景公、晏子の妻老いて且つ悪きを以て、愛女を納れんと欲す、晏子再拝して以て辞す。【第二十四】
景公に愛女がいて、晏子に嫁ぎたいと請うた。公は晏子の家で酒宴を開いた。
酒を飲むことたけなわで、公は晏子の妻を見て「これが奥さんですか」と言った。
晏子は答えて「そうです。妻です」と言った。
公は「ああ、何と老いてまた醜いことよ。 寡人に娘がいて、若くて綺麗である。あなたの宮に納れよう」と言った。
晏子は席を退いて答えて
「わたくしと長く連れ添いましたので、こんなになりました。昔は若くて美しかったのです。若い頃に老後のときのことまで契りを結びました。 君からのお誘いがあっても、その契りにそむくことはできません」
と言い、再拝して辞退した。
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抜粋終わり
渋くていい話です。
お読みくださりありがとうございます。
henzyouhiryuu at 18:04|Permalink│
晏子春秋より
晏子春秋 より
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/ansi.html
上記文抜粋
・・・・・・・・・
景公の愛する所の馬死す、圉人を誅せんと欲す、晏子諌む【第二十五】
景公は圉人に愛した馬を養わせたが、すぐに病んで死んでしまった。
公は怒って、官吏に命じて刀を取って馬を養った者を自ら酷刑にしようとした。このとき、晏子は前に侍っていた。
左右の者が刀をもって進んだ。
晏子はこれを止めて、公に問うて「古の堯舜が人を肢解するとき、 体のどの部分から始めたのでしょうか」と言った。
公は驚いて、回答に困り「寡人より始めた」と意味不明の回答をし、ついに肢解をやめた。
公は「獄吏にまかせよう」と言った。
晏子は「圉人はその罪を知らないで死ぬことになります。君のために彼に罪を知らしめてから、獄吏にまかせるようにしてください」 と言った。
公は「いいだろう」と言った。
晏子は罪を責めて
「なんじに罪は3つある。
公がなんじに馬を養わせたのに、これを殺した。
これが死罪の一つ目である。
また公が最も愛する馬を殺した。
これが死罪の二つ目である。
また公に一頭の馬のために人を殺させる。
人民がこれを聞けば、必ずわが君を怨むだろう。
諸侯がこれを聞いたら、必ずわが国を軽んじるだろう。
なんじは1回、
公の馬を殺して、
公の恨みを人民に積ませ、
兵は隣国よりも弱くさせた。
これが死罪の三つ目である。よって獄吏に処分させるのだ」と言った。
公は驚いて嘆じて「夫子これを許せ、これを許せ。わしの仁慈の心を傷つけることのないように」と言った。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
で、今の日本はどうでしょう・・・・
私は平然と仁慈の心を、好き好んで傷つけているようい思えますけど・・・
そうでない人が生き延びるのでしょう。
お読みくださりありがとうございます。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/ansi.html
上記文抜粋
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景公の愛する所の馬死す、圉人を誅せんと欲す、晏子諌む【第二十五】
景公は圉人に愛した馬を養わせたが、すぐに病んで死んでしまった。
公は怒って、官吏に命じて刀を取って馬を養った者を自ら酷刑にしようとした。このとき、晏子は前に侍っていた。
左右の者が刀をもって進んだ。
晏子はこれを止めて、公に問うて「古の堯舜が人を肢解するとき、 体のどの部分から始めたのでしょうか」と言った。
公は驚いて、回答に困り「寡人より始めた」と意味不明の回答をし、ついに肢解をやめた。
公は「獄吏にまかせよう」と言った。
晏子は「圉人はその罪を知らないで死ぬことになります。君のために彼に罪を知らしめてから、獄吏にまかせるようにしてください」 と言った。
公は「いいだろう」と言った。
晏子は罪を責めて
「なんじに罪は3つある。
公がなんじに馬を養わせたのに、これを殺した。
これが死罪の一つ目である。
また公が最も愛する馬を殺した。
これが死罪の二つ目である。
また公に一頭の馬のために人を殺させる。
人民がこれを聞けば、必ずわが君を怨むだろう。
諸侯がこれを聞いたら、必ずわが国を軽んじるだろう。
なんじは1回、
公の馬を殺して、
公の恨みを人民に積ませ、
兵は隣国よりも弱くさせた。
これが死罪の三つ目である。よって獄吏に処分させるのだ」と言った。
公は驚いて嘆じて「夫子これを許せ、これを許せ。わしの仁慈の心を傷つけることのないように」と言った。
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抜粋終わり
で、今の日本はどうでしょう・・・・
私は平然と仁慈の心を、好き好んで傷つけているようい思えますけど・・・
そうでない人が生き延びるのでしょう。
お読みくださりありがとうございます。
henzyouhiryuu at 18:03|Permalink│
2015年06月17日
荘子より 正義を掲げる「災いの人」 {人間世編}
http://www4.tokai.or.jp/kyuguan/rousi_syaka/17_06jinnkannsei%201html.html
上記文抜粋
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お前は徳を持ち、信は固いが、まだ他人の気持ちが分からず、名誉を求める気はないが、まだ人の心が分かっていない。
それなのに仁義道徳を暴君に論じたてるというのは、他人の悪事を種にして自分を飾ろうとするようなものだ。これを災いの人という。災いの人には必ずその災いが跳ね返ってくる。
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抜粋終わり
上記文抜粋
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お前は徳を持ち、信は固いが、まだ他人の気持ちが分からず、名誉を求める気はないが、まだ人の心が分かっていない。
それなのに仁義道徳を暴君に論じたてるというのは、他人の悪事を種にして自分を飾ろうとするようなものだ。これを災いの人という。災いの人には必ずその災いが跳ね返ってくる。
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抜粋終わり
henzyouhiryuu at 11:36|Permalink│