2020年08月

2020年08月30日

考え方として大事。

大森さんの善龍庵 のHP より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・
諸尊に優劣なし



昔高野山の座主にまでなった故金山穆紹師は、若い時に、真言宗の布教発展のために大日如来一仏主義にすべきだという論文を書いたそうである。

これは浄土真宗やキリスト教と言った布教に長けた宗教をまねたようだ。

 

論文を書くだけではなく曼荼羅の諸尊を全て大日如来に戻すということで撥遣(はっけん)の法を一週間修した。その結願の日に寺の門前から火が出てお寺を焼いてしまい、合わせてその論文も灰燼に帰したそうだ。

様々な仏がいるには理由があるのだ。

 

さて、先祖供養や滅罪のためにどの真言を唱えたら良いのか?あるいは地蔵菩薩や観音菩薩どの仏が一番功徳があるのか?どの供養が優れているのか?

このような質問をたまに受ける。

 

密教は曼荼羅が示すとおり様々な仏様がいる。

一仏主義ではない。

分かりやすく言えば、私たち衆生の機根が多種多様であるから、それに応じて多くの仏様がいるのだ。

 

だから自分に縁のある仏様を拝み、真言陀羅尼を唱えれば良いのである。そこに優劣は存在しない。ただその人に相応した仏様があるのみである。

 

ただし、その時は中心になる仏様は定めておく。そして、仏様は集団で活動されるので、それを助けるご縁のある仏様合わせてお祀りする。

 

真言陀羅尼もそれに同じで中心となる真言を決めて、あとは助行として他の真言陀羅尼を唱えるのである。

 

 

ちなみに当道場では、ご供養は施餓鬼供養を中心とし毎日修行している。

助行として宝篋印陀羅尼経法、光明真言法、理趣経法、地蔵尊印仏など滅罪の功徳が大きい法を彼岸やお盆などの行事ごとに修している。

 

追記、ただし教えには浅深はある。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
抜粋終わり



大事な考え方に思う。


お読みくださりありがとうございます。



henzyouhiryuu at 20:06|Permalink寺社巡礼とか 

2020年08月29日

暑いけど、なんとか月参り。

家族の急な入院で、大師縁日にはお参りできなかった須磨寺。

今日、時間があったのと、体力のあったので、なんとか参拝。


あまりの暑さで、どのお堂も、心経とご真言だけ・・


久しぶりにおみくじ・・・


てな感じ・・

あと前の須磨寺の経本が、破れているし古いので新本を購入。



まあ、それから帰路に、「魯迅評論集」を古本屋で。


てな感じ。

お読みくださりありがとうございます。

henzyouhiryuu at 19:11|Permalink寺社巡礼とか 
ギャラリー
  • 彼岸の月参り。
  • 書写山は、意外と。
  • 今年の初大師。
  • 今年の初大師。
  • 謹賀新年 三宝に礼拝。
  • 呼ばれてしまった。
  • 久しぶりに書くね。月参り。
  • 満願・白衣観音経
  • 書写のお山の・・て上ってないけど。